Macに、PHPフレームワークのLaravel(ララベル)を使えるWEB開発環境をつくる際に、よくあるトラブルと対処をまとめました。

MacでPHPが見つからない

【 zsh: command not found: php 】

MacOS ver12(Monterey)から、PHPは標準でインストールされていません。Macに標準で入っていたPHPを以前から使っていた方は、Montereyにアップデートすると消える事になります。

◆ 対処方法は

  1. Homebrew(macOS用パッケージマネージャー)をインストールします。
  2. ターミナルで、PHPをインストールします。

PHPへのパスが通らない

【 zsh: command not found: php 】

MacOS ver12(Monterey)から、PHPは標準でインストールされていません。Macに標準で入っていたPHPを以前から使っていた方は、Montereyにアップデートすると消える事になります。

◆ 対処方法は

  1. Homebrew(macOS用パッケージマネージャー)をインストールします。
  2. ターミナルで、PHPをインストールします。

MAMP内のPHPに$PATHを通す

【 zsh: command not found: php 】

MacOS にはデフォルトで PHP がインストールされている場合は、ターミナルで php コマンドを使うとデフォルトでインストールされている PHP を使用します。MacOS ver12(Monterey)から、PHPは標準でインストールされていません。

◆ 対処方法は
MAMPのPHPを優先的に使用するには、MAMPのPHPに$PATHを通します。

  1. 常にMAMPのPHPを優先的に使うには、【.bash_profile】を変更します。
    例:$ export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php8.0.8/bin:$PAT
    ※ PHPバージョンは使いたいバージョンを記述します。
    ※【.bash_profile】は、ユーザーのホームディレクトリー内です。

  2. ターミナルで、【.bash_profile】を反映します。
    $ source ~/.bash_profile

  3. ターミナルで、使うPHPを確認します。
    $ which php
    例:/Applications/MAMP/bin/php/php8.0.8/bin/php
    ※ PHPバージョンは使いたいバージョンを記述します。
    ※ 実行結果に、MAMPのPHPが表示されます。

    $ php -v
    PHP8.0.8 (cli) (built: XXX) (NTS)
    Copyright (c) 1997-20XX The PHP Group
    Zend Engine vX.X.X, Copyright (c) 1998-20XX Zend Technologies
    ※ php -vコマンドで、PHPバージョンを確認できます。